内視鏡検査を浜松の病院で定期的に受けるべきか否かは個別事例ごとに判断する必要があります。がん等の疾病リスクや現症状の有無などを総合判断し、メリットとデメリットを比較しながら考えていくことが大切です。
大腸がんになりやすい人の検査
過去に大腸がんになったことがある人や、ポリープをたくさんできやすい人、大腸の炎症の病気がある人は、普通の人よりも大腸がんになるリスクが高いです。
そういったリスクの高い人の場合、普通は年に1回の検査だけでなく、半年に1回や1年に1回は検査を受けることがおすすめされています。
検査は普通の大腸カメラ検査に加えて、特殊なカメラでがんをわかりやすく写す検査を追加することもあります。
大腸がんになりやすくて不安を感じている人は、遠慮せずに主治医に相談しましょう。頻繁に検査を受ける必要があるかどうかアドバイスしてくれるはずです。検査回数を増やせば早期発見のチャンスが増えます。検査で気分が悪くなることもあるかもしれませんが、自分の健康のために頑張りましょう。
十二指腸炎など胃炎との合併症例では幽門側胃体上部も重点的に観察する理由
十二指腸炎をはじめとする上部消化管炎症疾患で、胃前庭部炎症を高度に伴う場合には注意が必要です。この領域は幽門腺領域とも隣接しており、がん化のリスク部位でもあるため、通常以上に精密に観察する必要があるためです。
NBIや拡大内視鏡による形態強調を併用することで、漏れなく観察することをおすすめします。